ゴキブリ図鑑
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ゴキブリの種類
- ・赤痢菌(Shigella):赤痢(経口伝染病)
- ・黄色ブドウ球菌(Staphylococcus):食中毒
- ・サルモネラ菌(Salmonella):食中毒
- ・大腸菌(E. coli):食中毒
人体に害をなす上記の病原菌、これらはすべてゴキブリの体表や体内にて確認されているものです。ほかにも小児麻痺ウイルスやコレラ、そして近年世界中で猛威を振るったSARSの感染源の1つとも目されているほどに危険な存在――それがゴキブリなのです。このページでは国内に生存する各種ゴキブリをご説明します。
クロゴキブリ:Periplaneta fuliginosa(30~40mm)

関東以南に分布する種です。10月中旬から翌年の4月下旬までは、活動を停止して越冬します。1卵鞘から21匹前後が孵化しますが、成虫になるのに1年半から2年ほどかかる個体もおり、世代交代のスピードはチャバネゴキブリほどには早くないようです。
チャバネゴキブリ:Blattella germanica(約15mm)

国内に広く分布している種ですが、低温に弱く日本の東北・北海道地区では暖房設備のある温度の高い場所にのみ生息しています。
その食性は非常に広く、動植物質・乾燥食品・紙類など。孵化した幼虫は約50日後に成虫へ変態してすぐに交尾を行い、成虫は100~120日の生存期間内に3~5回の産卵を行います。計算上は1対のチャバネゴキブリが前述のペースで1年間交尾・産卵を続けていくと、12,800匹にまで繁殖します。
ヤマトゴキブリ:P. japonica Karny(20~30mm)

比較的寒さに強く、国内北方にも生息しています。オスはクロゴキブリと非常によく似ていますが、メスは羽が短く飛ぶことができません。主に森林に生息していますが、オスは人家まで飛来することもあります。
ワモンゴキブリ:P. americana(40mm以上)

日本では沖縄、九州、四国、本州中西部に生息し、特に温泉地などの暖かい地域を好んで生息します。全身は明るい色調で、胸には黄色い“輪”の模様があることから“ワモン”の名がついています。極めて活発な性質を持ち、よく飛びます。
ゴキブリの生態は?
病原体を運び、素早い動きとその醜悪な外見で、人々に強い不快感を与えるゴキブリ。しかし駆除しようにも、彼らの生態を知らなければ完全に駆除することはできません。こちらではゴキブリの生態についてご説明します。
ゴキブリは夜行性
ゴキブリは暗いところ、狭いところを好んで生息します。人家に棲み着いたゴキブリは、夜になると活動を始めます。人気のなくなった深夜などは、まさにゴキブリの独壇場です。
ゴキブリの住処
ゴキブリが生息するのに適した環境、好む環境は以下です。
- 食物のある場所
- 暖かい場所
- 水のある場所
具体的には人家であれば、台所・水回り。また調理台引き出し、冷蔵庫の裏、電化製品の中などにも巣を作ります。
ゴキブリは群れを作る
ゴキブリは群生することで、その繁殖力を最大限に発揮します。実際に1対のみで飼育したゴキブリと、群れで生活しているゴキブリとでは、その繁殖力に大きな差が出ます。また、ゴキブリの糞の中には、ある種の「集合フェロモン」が含まれており、この集合フェロモンの働きにより、糞の多い場所にはゴキブリが集まってきます。集まった場所にはまた多くの糞が排泄され…というサイクルによって、そこはゴキブリの「巣」となってしまうのです。つまりゴキブリの糞を放置することは、新たなゴキブリの巣を作る可能性をはらんでいるのです。
ゴキブリは雑食性
基本的に人間が食べるものは何でも食べます。それ以外にも、人間や動物の排泄物や配水管にこびりついた汚泥、書物の装丁、ノリ、紙、毛髪、皮膚(垢)なども彼らを育てるエサになります。さらにゴキブリ自身の糞でさえもエサになるというのですから、手に負えません。
次ページでは、ゴキブリの実害に関する皆さんからの疑問を集めてみました。
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